働き方

開業を考えている歯科医師の皆さんへ!医療法人の勤務歯科医という働き方のご提案


歯科医師の皆さん、こんにちは。
歯科医院は日本にどれだけあるか歯科医師の皆さんはご存知ですよね?

そう、なんと68,000件以上もあるのです。

そして歯科医師の数は10万人以上…。

ライバルの多い中、廃業に追い込まれる歯科医院は年間1,600件にも及ぶと言われています。
もしあなたが歯科医師院長として開業した時に、もしこの1,600件のうちの1件になってしまったら…怖いですよね。
しかも20軒の歯科診療所が1人の歯科衛生士を取り争っているほどの歯科衛生士不足。
設備投資に、人材確保に、経営に、集客…。
個人事業主になるため税金関係や保険関係も絡み、歯科医師以外のお仕事が山のように押し寄せてきます。

そんな歯科医師の先生にご提案。
医療法人の勤務歯科医という働き方のメリットについてご紹介します!

勤務歯科医師にしかない福利厚生

勤務歯科医師のいいところ!それはもちろん福利厚生!
法人化された大きな母体があるからこそ充実した福利厚生があります。
開業歯科医師だとおやすみの日もお仕事のことを考えてしまいがち…。
医療法人社団の勤務歯科医師なら、社員の1人として安心して働けますね。

お休みはもちろん、お給料も保障された環境で歯科治療に専念することができます。
医療法人なら勉強会や講習会の機会も多いので、技術と知識もしっかりと磨いて現場に活かせます。
また、トップが自分1人、ではないことも大きな安心ですよね。
同じ勤務歯科医である同僚や、先輩に上司。
たくさんの人に囲まれた中で切磋琢磨することは、開業歯科医師では難しいところ。
お仕事もプライベートも充実!勤務歯科医師ならではの福利厚生ですね。

実は開業歯科医師よりもお給料は上って本当?

歯科医師の皆さん、働く上でもちろんお給料は気になりますよね?
勤務歯科医師の平均年収は、一般病院の平均年収が1,242万円歯科医院で606万円です。
そして、開業歯科医師の平均年収は643万円
(医療経済実態調査 調べ)

「なんだ、歯科診療所の勤務歯科医師より開業歯科医師の方が年収高いじゃん」と思ったあなた、甘いですよ!

開業歯科医師にはもっとかかるお金があるのです…
・初期設備投資
・広告宣伝費
・店舗費用
・スタッフの給与
・スタッフ募集費用
考えればキリがありません…。

勤務歯科医師のお給料平均は開業歯科医師より低いかもしれませんが、キャリアアップの昇給を考えたらものすごく好条件なのです。

ではキャリアアップとはどういうものがあるのでしょうか?

勤務歯科医師でも「院長」を目指せる!

勤務歯科医師でもキャリアアップできるんです。
雇用の元で院長を引き継ぐ勤務歯科医師も実は多いんですよ。

その医院でずっと働いてきた人が院長になってくれたら医療法人からしても患者様からしても心強いですよね。
「分院長」として雇用されながらに院長になることも可能です。
自分の号を掲げる開業歯科医師は憧れてしまいますよね。
しかし、勤務歯科医師でも「分院長」となることはできます。

開業歯科医師とは違う道で、自分なりの「キャリアアップ」を
目指すことができるのも、勤務歯科医師ならではの良さですね。

勤務歯科医師はメリットがたくさん!

いかがでしたか?
冒頭でもお話ししたように、日本にはたくさんの歯科医院があります。
その中に飛び込まずとも、日本にはあなたを必要としている場所がたくさんあります。
勤務歯科医師として働くメリットは、前述のようにたくさんあります。

「思い立ったらすぐ行動!」も素敵な心がけですが、ちょっと立ち止まって周りの医院を見てみるのもいいかもしれませんよ。

あなたが開業歯科医師を目指しても勤務歯科医師を目指しても、
そこが素敵な職場であることを願っています!