転職

あなたはどんな時に歯科衛生士を辞めたくなりますか?


あなたはどんな時に歯科衛生士を辞めたくなりますか?

日本で働く歯科衛生士のうち転職したことのない人は20%ほどと言われています。
つまり、歯科衛生士の8割は転職経験のある方なのです。

社会人全体で転職したことのない割合は50%ほどなので、倍以上の開きがありますね。
「もう辞めたいけど…」と悩んでいるあなたも安心してください。
そう悩んでいる方はあなただけではありません。

では歯科衛生士の皆さんはどんな時に「辞めたい」と思うのでしょうか?
「いい職場を求めて?」
「高度な技術を求めて?」
「結婚を機に?」
調べてみました!

結婚・出産を機に「歯科衛生士を辞めたい」

一番多かった意見は「出産」でした。
「出産後は正社員として以前のようには働けない」
「それならもう辞めてしまおうかな」
やはりそう考える方が多いようですね。

土曜日もお仕事の歯科衛生士。
どうしてもお休みの時間が足りなくなってしまいます。
院長と話し合って、お子さんが大きくなるまではパート勤務、そのあとはまた正社員に、という働き方の歯科衛生士も多いみたいですね。

今は時短勤務も積極的に導入している歯科診療所も多く、昔と比べてフレキシブルな働き方ができているところが増えています。
せっかくの手に職。手放してしまうのは勿体無いですよね。
ご結婚後もご活躍できる社会になってほしいものです。

患者様対応で悩んで「歯科衛生士を辞めたい」

歯科衛生士は
医療従事者でもあり、
患者様との接客業でもあり、
治療の営業マンでもあります。

患者様と近い距離でお話をするからこそ、相手の一言がキツかったり、応対に疲れたりしますよね。
対患者様とのことで「辞めたい」と思った時に、先輩や同僚、そして院長が支えてくれる歯科診療所が一番の理想ですよね。

患者様も大事ですが、自分の医院のスタッフを何より大事に思ってくれているところで働くことができたらこんな悩みもなくなりますよね。

院長・医師とのすれ違いで「歯科衛生士を辞めたい」

歯科診療所では院長がワントップになりがち。
先生の指針と自分の方針が同じ方向を向いていないとどんどん溝が生まれてしまいます。

自分がどんな歯科衛生士になりたいか、どんな道を歩みたいか、先生がどんな歯科衛生士を望んでいるか。このギャップが埋まらないと、未来が見えづらく不安が募るばかりだと思います。

先生と相談や面談の機会を設けてもらい、自分の意向を伝えて話し合わないと根本的に解決できずすれ違ったまま退職…という道になってしまうかもしれません。

ベテランとのレベルの差に「歯科衛生士を辞めたい」

意外と多い意見です。
1日中忙しい歯科衛生士のお仕事。
テキパキ働く先輩歯科衛生士を見て憧れるものの自分はうまくいかず…という経験は誰にでもあると思います。
「手間取ってしまって次の予約が押してしまった」というご意見もありました。

「自分のせいでいろんな人に迷惑をかけた」と自分を責めてしまったこと、
あなたもありませんか?
あなたもあるということは、みんなあることなんです。
「私がいることでみんなの足を引っ張る」
なんて思わず、肩の力を抜いて、先輩歯科衛生士や院長にどうすればうまくいくかを相談してみるといい方向へ行けますよ。

歯科衛生士を辞めない一番の理由は「職場の人間関係」

一番多かった意見は「人間関係のよさ」でした!
どんなに無理!と思っても、それでも「この医院で働きたい」と思えるのは
院長はじめ働く仲間が作るその歯科診療所の雰囲気があってこそですね。
逆に、どんなに他の条件が良くても人間関係が悪かったら続けられない、という意見も多いようでした。

みんなで一緒にする仕事だからこそ、働く仲間とは良好な関係を築きたいですものです。
他に多かったのは、患者様からの嬉しいお言葉や自分の成長を実感できたから、
などがありました。

ご出産を機に退職を考えたけれども辞めずに続けている方は、ほぼ100%院長としっかり話し合ったとお話されていました。
大きな生活の変化に対応するには、院長の協力が必須になりますね。

「歯科衛生士を辞めたい」と思ったら「相談」することが大事

いかがでしたか?
今「辞めたい」と思っているあなた。
それはよくあることであってみんながほぼ必ず通っている道なので安心してくださいね。
ただ、そこで「辞めたい」と思いながらダラダラすることはオススメしません。
大事なのはなぜ「辞めたい」と思っているのかを考えることです!
そして解決へ一歩前進するためにも周りに相談することです!

自分が変わるべきなのか、職場を変えるべきなのか。

周りの意見を聞くことで、自分のすべき行動が見えてきます。
悩むときこそ、行動あるのみ!
あなたの「辞めたい」という悩みから脱出できますように!