教育マニュアルが歯科衛生士にとって必要な理由とは
歯科衛生士の皆さんは歯科衛生士用の教育マニュアルで学びましたか?
新人の歯科衛生士として勤めるときに学ぶのが教育マニュアル。
教育マニュアル自体はそれぞれですが、大切なのは、教育マニュアルがあるかないか、ということ。
きちんと導入している歯科医院もあれば、なあなあになっている歯科医院もあります。
皆さんが歯科衛生士として初めて勤めた職場はどちらでしたか?
教育マニュアルという視点から、歯科医院を見ていきましょう!
目次
新人の歯科衛生士に教育マニュアルは必要?
「教育マニュアル」とハッキリ記載がなくても、なんだかんだで教育を行っている歯科医院ってありますよね。
でもきっぱり言うと、絶対にある方がいいです!
教育マニュアルの無い歯科医院は新人歯科衛生士を困らせる?
小さくて人の少ない歯科医院では、新人の歯科衛生士はどのような困りごとがあるのでしょうか?実際に起こるものとして、
・教育を全くしてくれない
・歯科衛生士の仕事ではなく雑務しか振られない
・他の歯科医院に努めた友人と技術の差が開いてしまう
などのご意見がありました。「見て覚えろ」などの古い体質が残っている歯科医院では新社会人として働く歯科衛生士はキツイですよね。
教育マニュアルのある歯科医院は新人歯科衛生士が伸びやすい!
歯科医院に新人歯科衛生士向けの教育マニュアルがある、ということは
・新人育成をしている
・きちんと一人前になるまでの面倒を見てくれる
・マニュアルを経て先のキャリアも考えてくれている
この3つの信頼を得ているということです。
新人として、または転職して勤める歯科医院を探すなら、教育マニュアルを整えている歯科医院をお勧めします!
教育マニュアルが無い歯科医院=新人教育をしていない可能性がある
教育マニュアルが無いということは、前述の通り、新人の育成をしていない可能性があります。
あなたがその歯科医院に勤めると、あなたが時間を割いて新人育成に携わることになるかもしれません。
もし昼休みの時間に勉強を行うことになったら?
もし教育資料を作ってきてと頼まれたら?
もしもの話ですが、あり得ますよね。
教育マニュアルに則って指導を行っていないということは、その分の育成に関する業務が先輩歯科衛生士にやってくることも考えられます。
一度、あなたの歯科医院の取り組みを見てみませんか?
教育マニュアルは産後復帰をした歯科衛生士にも必要
「教育マニュアルって新人の歯科衛生士しか見ない」?
そんなことありません!
ブランクのある歯科衛生士も使用することは多いんです。
歯科医療は日進月歩。
長年のブランクがあると用意される機器も変わりますし、医療の「当たり前」も変わります。
「今現在どんな治療を行っているのか」
「今現在必要な技術はなんなのか」
「今現在何をマストでしなければならないのか」
それを知るためにも、ブランクのある方は教育マニュアルが必要になります。
あなたがもし歯科衛生士のキャリアとしては長年のブランクがある場合。
もしくは、出産で歯科医院を辞めたばかりの場合。
転職する先は教育マニュアルがありますか?
確認した方がいいですよ!
教育マニュアルは歯科衛生士の安心材料
いかがでしたか?
教育マニュアルがあるのと無いのでは、新人にとっても先輩にとってもベテランにとっても安心感と信頼感がまるで違うんです。
転職先の参考にしてみてくださいね。
もしこの記事を読んでいる院長先生がいらっしゃったら自院のご確認をお勧めします!