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職場に不満がある歯科衛生士に読んでほしい「理想の歯科医院の選び方」


職場に不満がある歯科衛生士に読んでほしい「理想の歯科医院の選び方」

歯科衛生士の皆さん、日本に歯科衛生士は何名いると思いますか?
日本には132,629名もの歯科衛生士がいらっしゃいます。
対して、歯科医院は日本にどれだけあるか歯科衛生士の皆さんはご存知でしょうか?
なんと、68,477件もあるのです。(厚生労働省調べ)

132,629名の歯科衛生士を68477件の歯科医院に割り当ててみると、単純計算で一つの歯科医院に約2名しか歯科衛生士を確保できません!
…どう考えても歯科衛生士さんが足りていないですよね?
歯科衛生士として働くあなたは、全ての歯科医院に2名しか歯科衛生士がいない状況って考えられますか?

歯科医院は慢性的に歯科衛生士不足の状態です。
そんな表現をするとマイナスなイメージになってしまうので、こう言い換えましょう。

歯科衛生士は、常に引く手数多な存在なのです!!

歯科衛生士Aさん「今の勤め先は院長とソリが合わなくてキツイ」
歯科衛生士Bさん「サービス残業ばかりでほんとブラック歯科医院」
歯科衛生士Cさん「出産したら正社員は無理かな…パートは雇わないみたいだし」

そんなあなたも、無理することはありません。
何しろ、歯科衛生士は常に引く手数多。
あなたは、歯科院長からすると喉から手が出るほど欲しい人なんです。

もっとあなたの生き方、働き方に合う歯科医院があります!

歯科衛生士Aさん「でもどんな歯科医院が合うのか分からない」
 ⇨院長の人柄を見極めましょう!
歯科衛生士Bさん「でもどこに行っても休みは少ないし」
 ⇨福利厚生に力を入れている歯科医院があるんです!
歯科衛生士Cさん「子どもの都合で迷惑かけたくない」
 ⇨ママさん歯科衛生士同士で助け合っていますよ!

「もっと私に合う歯科医院で働きたい!」
あなたの願いを叶えるために「歯科医院の見極め方」を一緒に考えてみましょう!

あなたなりの、歯科衛生士としての理想の働き方を考える

働き方において、あなたはどんなタイプですか?
例えば

「たくさん勉強して経験を積んでキャリアアップしていきたい」という歯科衛生士
「働く分しっかり休んで自分の時間を大切にしたい」という歯科衛生士
「労働時間が長くてもその分ガッツリ稼ぎたい」という歯科衛生士

この3人の歯科衛生士が同じ歯科医院でストレスなく働けると思いますか?
おそらく厳しいですよね。

働く側の歯科衛生士がそれぞれの働き方のスタイルを持っているのと同じように、雇い側の歯科医院もそれぞれのスタイルを持っています。
「こんなところで働きたい!」の前に、自分が歯科衛生士としてどう働きたいのか考えてみましょう

そうすると自ずと

・給与◯万以上
・年間休日◯日以上
・資格取得の補助

などの譲れない条件が分かるようになります!

院長の人柄は歯科医院と働く歯科衛生士にも反映される

あなたは「院長がどんな人か」考えて入社をしましたか?
「ただ家から近かったから」という理由でその歯科医院を選んだ歯科衛生士もいるのではないでしょうか?

ズバリ、院長の人柄は歯科医院にしっかりと反映されます。

マイペースな院長はのんびりした雰囲気に、テキパキとした院長は治療もスムーズに、完璧を求める院長はきっちり整理整頓をします。
どのタイプが良くてどれがダメ、という話ではありません。
上記でお話ししたように、あなたに合う性格の院長をしっかり考えて選びましょう!
院長とソリが合わないと、どんどん疲弊してしまいます。

そうならないためにも、院長の人柄を「働きたい歯科医院かどうか」の指針の1つにすることを心がけましょう。

福利厚生をきちんと記載している歯科医院=歯科衛生士を大事にしている歯科医院

福利厚生にこれだけしか書いていない歯科医院はありませんか?

・社会保険完備(社会保険・健康保険・雇用保険・労災)・交通費支給

これを見てあなたは「充実してる!」「歯科衛生士のこと大切にしてくれている!」と思いますか?ちょっと不安になりますよね。

福利厚生は、
・法定福利厚生
・法定外福利厚生
の2種類に分けられます。

ざっくりと説明をすると、法で定められている福利厚生職場独自の福利厚生か。
上記2つの福利厚生は法で定められている、いわば「無いとおかしい」レベルの福利厚生です。それだけドンと書いてあっても…。

実際はもっと充実しているのに福利厚生に記載しないために項目がスカスカな歯科医院って意外と多いんです。
だからって「実際に充実しているわざわざ書かなくてもいいじゃん」とは考えられないですよね。

福利厚生は歯科医院が歯科衛生士のためにどれほど環境を整えているか、の指針です。
こんなにも大切なことを「書いていない」なんて、働く歯科衛生士の方がかわいそう!

「Wi-Fi完備」「コーヒーサーバーあり」など書いてあると「ゆっくり休憩できる」イメージがわきますよね。
福利厚生をしっかり見ると、その歯科医院が見えてくるんです。

産後の職場復帰はママさん歯科衛生士同士で助け合い!

全国の歯科衛生士の内80%以上を占める女性の割合。
どうしても気になるのは結婚・出産ですよね。

「育休が明けたら働きたい!」
「ただでさえ忙しい歯科衛生士、ちゃんと働けるのかな?」
「週3日か平日午前中診療だけなら働けそうだけど」
そんな風に思っていらっしゃる歯科衛生士は結構多いのです。
結構多いということは、実際にそう働く歯科衛生士も多いということ

きちんと「この条件なら働ける」「こんな対応ならこの医院を選ぶ」と伝えてみませんか?

一人で一人分を働くのはキツくても、同じ境遇の歯科衛生士が二人で一人分働ければ十分です。

「こちらからそんな条件で雇ってもらえるのかな」と心配なあなた。
大丈夫です。だって歯科衛生士は引く手数多。
たとえ働く時間が短くとも、経験者ならぜひ雇いたいと思うのが院長です。
働ける条件を提示してもらえた方が働き手の歯科衛生士・雇い側の歯科医院のお互いの「聞いてなかった!」「思っていたのと違う!」が防げます。

この先も働きたい。落ち着いたらフルタイムまたは日数を増やして働きたい。
そんな、未来の話もしてみると院長は「長く働いてくれるんだ」と歩み寄ってくれますよ。

歯科衛生士の資格を活かして一生働ける理想の歯科医院を探しましょう!

ここまで歯科衛生士の皆さんに歯科医院の転職をお話ししてまいりましたが、とにかく早く職場を変えよう!とお伝えしているつもりは毛頭ございません。
あなたがもしツラい環境でも耐えて働き、その上で「こんなにキツイ仕事なら歯科衛生士を辞めてしまおう」と考えてしまう前に、もっとあなたに合う歯科医院があるかもしれないということを伝えたいのです。
歯科衛生士は国家資格です。
一生モノの資格とあなたのスキルを「職場環境」のせいで埋もれさせてしまうのはもったいない!その想いで、あなたの「理想の歯科医院」について一緒に考えて参りました。

「こんなに歯科衛生士に優しくない職場辞めてやる!」
「もっとスキルを上げられるような職場に行きたい!」
「子育ても落ち着いたしブランクあるけど働きたい!」

動くきっかけは、どんな気持ちでもOKです!

「育成研修やセミナー、勉強会が多い歯科医院」
「残業少なめ休みは多め、のんびり型の歯科医院」
「患者数が多く常に忙しい分お給与も多い歯科医院」

あなたの生き方に合う歯科医院が絶対に見つかります。

あなたが、歯科衛生士としてもっと輝ける理想の歯科医院と出会えることを切に願っております。